2012年4月26日木曜日

法廷は意外と地味…:書面のやり取り、送受領書

裁判というと、証人がいて、尋問して…というイメージだと思います。
しかし、実際には(特に民事だと)裁判はあっという間に終わることが多いようです。
証人尋問でもない限り、10分程度で終わったり…。

裁判は口頭審理が原則なのですが、主張は書面で行うというのが実務上は原則のようです。
そのため、書面をやり取りすることが多くなります。
その際に使うのが送受領書です。
そのまま、送信書と受領書を合体させたものです。




こんな感じですね。
原告がこの送受領書を送る側だとしたら、裁判所と被告に同時送信します。
そして、被告(受信した人)は原告と裁判所に、
下の受領書に署名押印した送受領書をそのまま送り返します。
親切な送受領書では、「※受領書は切り取らずに送信してください。」と書いてあることもあります。

これによって、裁判所は被告にきちんと書面が送信されたということを確認できます。
(しかし、裁判所から送受領書は返ってきません。)

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