2012年5月31日木曜日

雑談:裁判の数え方

裁判は「~審」という風に呼ぶことがあります。


地裁             第一審
控訴
高裁          控訴審、第二審
上告
最高裁(今ここ)  上告審、当審


この呼び方は絶対的なものでわかりやすいのですが、
一方で「原審」という相対的な呼び方もあります。
原審というのは1つ前の審理を指すので、


地裁             原審
控訴
高裁(今ここ)     控訴審、第二審、当審

となるのですが、上告になると


地裁             原々審
控訴
高裁          原審
上告
最高裁(今ここ)  上告審、当審


となります。

この2つの呼び方が混じって
「第一審は勝って、原審は負けてるから、どうなるかなー」
(⇒今は上告中、控訴で負け、最初の裁判では勝ったということ)
なんてことになると、ややこしいです。




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