裁判は「~審」という風に呼ぶことがあります。
地裁 第一審
↓控訴
高裁 控訴審、第二審
↓上告
最高裁(今ここ) 上告審、当審
この呼び方は絶対的なものでわかりやすいのですが、
一方で「原審」という相対的な呼び方もあります。
原審というのは1つ前の審理を指すので、
地裁 原審
↓控訴
高裁(今ここ) 控訴審、第二審、当審
となるのですが、上告になると
地裁 原々審
↓控訴
高裁 原審
↓上告
最高裁(今ここ) 上告審、当審
となります。
この2つの呼び方が混じって
「第一審は勝って、原審は負けてるから、どうなるかなー」
(⇒今は上告中、控訴で負け、最初の裁判では勝ったということ)
なんてことになると、ややこしいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿